先月、私は1つ歳を重ねた。
「本当にこの歳になるの?!」
という誕生日前後に感じる焦りは、20代半ばから毎年続いているような気がする
こうなってくると、この先もずっと、つまり一生こうなんだろうな、と思う
私は10年ちょっと前からだろうか
誕生日を
「ひとりで思いっきりしたいことをして過ごす」
と決めた。
誰にも気兼ねがないから、
やっぱりこれをやりたい!とか、
他の人にはつまらないだろうな、と思うようなことも何も気にせず、
当日に絶対的にやりたいと心から感じることをしている。
100%、自分がやりたいと思ったことを
どこまでも通す日にすると決めた。
それこそが、何よりの自分へのプレゼントだと思ったからだ。
以来、それまで以上に幸福感のある誕生日を送っている。
そしてここ3年くらいは、何をやりたいか?と自分に問うと、
「創作をしたい」というのが返ってくる。
会社員をずっとやっていた私としては、
こんなに幸せなことはないと感じるし、
少しでも早く自分で自分におもしろいものを見せたいと思うのだ。
もちろん、そんなにスムーズに創作は進まない。
だから、そういう意味では「むん」として終わることが多いのだけど、
それでもその一日をとても幸福に感じるのだ。
とはいえ、今年の誕生日は、
「創作をしたい。けど、朝イチでクリームソーダも飲みたい。」
そう前日の夜、寝る前に思った。
だから、7時からコメダに行ってクリームソーダを堪能し、
モーニングを食べ、家に帰っていつも通り創作をしたのだった。
非常に幸福だった。
昔の私なら、できなかったかもしれない。
朝イチにクリームソーダを頼むことが。
そんな自分だったな、と思い、
他の人からしたらどうでもいい自分の成長を噛み締め、
新しい歳のはじまりを祝った。
でもこんな大人なことを書きながら思う。
やっぱりそれって、なんだかんだいって家族がいるからなのかな、と。
いい歳になっても、誕生日を祝ってくれる家族がいる。
本当に一人だったら、どう思うのだろうか?
こんな風に、ひとりで過ごす誕生日に
とんでもない幸福感を感じることはできるのだろうか?
私にはまだ、わからない。
私は強くない。
だから、きっと寂しいと感じると思う。
孤独を感じると思う。
そんな気がしてならない。
いつか終わる、ひとりで過ごす誕生日を幸福だと感じる時間。
また来年も、この時間があることを願って生きるのだ。
2026.10.04
mienaimonotachi
みえないものたち

