「人間の真の進化」という言葉を作品に入れた経緯

私が一部の作品などに入れている、

「人間の真の進化」という言葉

アーティスト名に加え、

この文言を入れることで

さらにあやしい雰囲気を醸し出してしまう気がしている。

それでもなぜ入れているかというと

このメッセージは、

私が世界中の人に大きな声で叫びたいことだから。

けれど、

さんざん色々なビジュアルで表現しようと試みてみたのだけど、

今のところ納得できるものに出会えていない。

でも、やっぱりどうしても表現したい!!!

ということで、ある時から

「ええい!文字で入れてやれ!」

ということで文字で入れている。

※文字を作品に入れて表現していることについては、

これまた長くなるので別の記事に書こうと思う。


「人間の真の進化」とは何か

「人間の真の進化」とは、

文字通り人間が本当の意味での進化をする、ということ。

それは、

科学、医療、食、環境、文化、スポーツ、など、

書き尽くせないけどありとあらゆる分野が

人間が善く生きられるようポジティブに発展し、進化していくことだと私は思う。

(当然、この地球と、共に生きる生物との共存が大前提)

そしてそれを実現するのは、

「世界中のすべての人が、やりたいことを、やりたい時に、やりたいだけやれる世界」

ではないだろうか。

なぜなら、

「好きこそものの上手なれ」だと思うから。

この世界を実現できれば、

人間は自ずと高効率で善く進化すると思う。


「人間の真の進化」という言葉はどのように生まれたか

この言葉につながるものが私の中で生まれたのは、

アートをつくりはじめる前。

自分の人生への不足感がいつまでも拭えず

40歳を前にして転職活動を考え始めた時、

一体自分はどんな業界でどんな仕事ををしたら満足できるのかをとことん考えた。

当時強く思ったのは、

「世界中の人に、そのプロダクトがあることによってポジティブな影響をもたらすものをつくりたい。」

その当時、AIの進化が顕著にあらわれはじめたタイミングだったのもあり、

情報収集も兼ねてその分野の本を読んだり、未来への思考を深めたりしていた。

そしてその時、驚いた。

AIやテクノロジーの進化が、私の想像以上に進んでいたのだ。

そしてそれと同時に希望が湧いた。

「比較的近い将来、世界中の人間が好きなことだけをして生きられる世界を実現できるかもしれない。」と

時は流れ、2023年。

いろいろあって、私はアートで自分の中にあるどろどろに溜まったものを表現したいという欲求を素直に受け入れたところだった。

(アートをつくりはじめるまでの経緯は、「なぜ、会社員を辞めてアートをつくっているか」を読んでほしい。)

しかし少しずつ表現をはじめたものの、自分自身がいったい何をこんなにまで叫びたいのか、はっきり理解できていなかった。

そのまま突き進んでもいいのだろうけど、私の性格的にはっきりさせたかった。

その上で、がむしゃらに創作していきたかった。

まだ無意識的に創作している時に、否が応でも出てきたのは戦争や奪い合いに対する怒りだった。

日本に生まれ育った私の中には以前から、平和への思いがしっかりと存在していた。

しかし、いつまで経っても世界から戦争はなくならない。

いや、むしろ回帰しているように思える。

人間の間で繰り返されるこの行為は、

もしや人間の性なのだろうか?

そう思い、不安を抱えながら人類の歴史を紐解いた。

すると、人が人を殺すようになったのは、

定住生活がはじまってからである、ということがわかった。

土地の奪い合いがそうさせていただけだったのだ。

つまり、人間の性ではない。

心から安心した。

それであるならば、

あの時に希望を抱いたように、

人間が真に進化できる世界は実現可能なはずだ。

破壊と再生を繰り返す歴史に終止符を打ち、

次の時代へと進化していくタイミングではないだろうか。

そう強く思った。

この美しい地球という場所で、

人間は、今こそ人間としての進化をする時代にするべきだ。

私はそう、世界中に大声で叫びたいのだ。

そんなわけで、この言葉が生まれ、この言葉を作品に入れている。

「人間の真の進化」

2026.09.30

mienaimonotachi

みえないものたち

私の宝物 作品